
賃貸物件を探していると、「内見って本当に必要?」「写真だけで決めるのはアリ?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
一般的な内見は、不動産会社などの担当者とともに現地を訪れなければならず時間や手間がかかるため、最近は「オンライン内見」や「360度カメラ内見」など、現地に行かずに部屋をチェックできる方法も増えています。
現地に行かなくても、本当に納得できる物件探しができるのでしょうか。
今回は実際に賃貸物件に住んだことのある皆様の経験や口コミなど、リアルな情報をご紹介します。内見の必要性や内見で押さえておきたいポイントなども合わせて解説しますので参考にしてみてくださいね。
また、内見チェックリストや事前に準備しておくべき具体的な注意点・コツなどはこちらの記事でも詳しく紹介しています。ぜひ併せてお読みください。

【保存版】口コミあり!初めての賃貸内見でのポイントは?当日の持ち物流れ、注意点、確認すること―チェックリストあり|DOOR不動産
初めて賃貸物件の内見をする方に向けて、当日の流れや内見のコツ・注意点、持ち物などを網羅的に解説します。賃貸マンション・アパート探しに役立つ情報を発信
目次・一覧
はじめに~賃貸の内見に関するアンケート概要
DOOR賃貸の公式X(旧twitter)アカウント(@door_chintai_)のキャンペーンの参加者に、賃貸物件に関する独自アンケートを実施し、1,021名から回答を得ました。※実施期間:2025/1/17~2025/1/26
今回はその回答をご紹介していきます。
居住形態
アンケート回答者が居住している住居形態はこのようになっています。
居住形態 | 人数 |
---|---|
戸建て | 548 |
マンション | 286 |
アパート | 175 |
その他 | 12 |
賃貸物件に住んだ経験
賃貸物件に住んだ経験 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
ある | 828 | 81.1% |
ない | 172 | 16.8% |
経験はないが、住む予定がある・検討している | 21 | 2.1% |
回答者の80%以上の方が賃貸物件に住んだことがありました。
契約した賃貸物件の決め方
内見はしましたか?
賃貸物件に住んだ経験がある方へ契約前に内見を実施したかをききました。
契約前に内見を実施したか | 人数 | 割合 |
---|---|---|
内見をした | 733 | 88.5% |
内見はしなかった | 95 | 11.5% |
約9割の方が内見をしてから契約する物件を決定していたことがわかりました。
コロナ禍にも後押しされ、「オンライン内見」「バーチャル内見」なども聞く機会が増えましたが、現在でも多くの人が「実際に現地で確認しないと分からないことがある」と感じているようです。
内見をした方は、どのくらいの物件数を内見したのでしょうか。
内見をした物件数
「内見をした」と回答した733人に、内見した物件の数を聞いたところ、以下のような結果になりました。
67%以上の人が「3件以上」を内見してから契約を決めていました。また、5件以上の方だけでも20%となりました。
「1件目で気に入った部屋をすぐ契約した」ケースもありますが、ほとんどの人は比較検討を重視していることが分かります。
「内見しないと分からないポイント」をチェックするために、複数の物件を見比べる人が多いのではないでしょうか。また、3件以上の内見が主流なのは、「より良い選択をしたい」という心理の表れとも考えられます。
内見から契約までの期間は?
内見の当日~翌日に契約の意思決定をされた方がおよそ半数となりました。
人気の物件は複数の方が並行して内覧・検討していることも多いため、他の人に取られてしまった・タッチの差で間に合わなかったということを避けるために、気に入った物件については意思決定を早くされる方が多いのではないでしょうか。
いっぽうで3日~1週間かけて決定している方も40%いることから、スピーディーに決定する方とじっくり検討して決める方が二極化していることがわかります。
内見で見落としがちなチェックポイント
内見で重要なことは?
内見の経験がある方に、内見時に特に確認すべきだと思うこと・チェックポイントについて聞きました。(複数回答可)
その他の例
- ベランダにどれくらい洗濯物が干せるか、高さや広さ、掲示物
- 周囲の環境(雰囲気、人の流れ、お店の有無等)
- 身の回りのお店や公共機関までの所要時間、場所
- 日中と夜の雰囲気の違い、夜間の人通り
大きな偏りはなく複数項目に満遍なく回答が寄せられました。複数の項目を選択される方も多く、1点のみではなく様々な箇所をくまなく確認する必要があると考えていることがわかります。
また、日当たり・眺望や隣人の生活音・交通量の多い道路の音など、写真だけではどうしてもわからない点を意識して確認したいと考える方が多いようです。
内見のメリットは?
ご経験から、内見をして良かったと感じたこともおうかがいしました。おおよその件数とともにまとめています。
賃貸物件の内見をしてよかった点
1. 実際の部屋の広さ・間取りの確認(約200件)
写真や図面と実際の部屋の広さの違いを確認できた
家具の配置や導線を具体的にイメージできた
収納スペースのサイズをチェックできた
思ったより広かった・逆に狭いところがあったと気づけた
2. 日当たり・風通しの確認(約180件)
部屋が実際にどれくらい明るいのか分かった
南向きでも遮蔽物があり、日当たりが悪いことに気づいた
風通しが良いかどうか、窓を開けて確認できた
部屋の湿気やカビの発生リスクを感じ取れた
3. 周辺環境のチェック(約170件)
近隣住民の雰囲気を感じ取れた
騒音(道路、線路、隣人の生活音など)を確認できた
スーパー、コンビニ、ゴミ捨て場の位置や治安の良し悪しをチェックできた
駅までの距離を実際に歩いて確認できた
4. 物件の劣化具合・清潔感(約150件)
写真では分からない細かい汚れや老朽化を確認できた
水回り(キッチン・浴室・トイレ)の劣化具合をチェックできた
共用部(エントランス、階段、廊下、駐車場など)の管理状況を見れた
壁や床の質感、傷の有無を実際に確かめることができた
5. 騒音・生活音の確認(約140件)
隣人の生活音がどれくらい響くかをチェックできた
交通量が多い道路や線路の騒音が気になった
上の階や隣の部屋の足音・話し声の響き具合を把握できた
防音性を体感し、住み心地をイメージできた
6. 実際の生活イメージが湧いた(約130件)
「ここに住む」と考えたときに違和感がないか実感できた
家電や家具の配置の計測ができた
生活動線を確認し、住みやすさを具体的にイメージできた
近くの公園やカフェ、商店街などもチェックし、周辺の魅力を知れた
7. 物件の安全性・セキュリティ面(約100件)
玄関の鍵やドアの安全性を確認できた
夜の周辺環境(街灯の有無や治安)をチェックできた
エントランスやエレベーターのセキュリティがしっかりしているか確認できた
不審者がいないか、住民の防犯意識が高いかも感じ取れた
8. 物件の臭いや空気感(約80件)
カビや排水の臭い、ペット臭などを確認できた
空気の流れや湿気の有無を体感できた
共有部分のゴミ捨て場やエントランスの清潔感を確認できた
9. 実際の部屋の使い勝手(約70件)
コンセントの位置や数をチェックできた
エアコンの有無や設置場所、換気のしやすさを確認できた
ベランダの広さや景観が想像と違うことに気づいた
宅配ボックスの有無やエレベーターの使いやすさを見れた
10. 契約前に気になる点を質問できた(約60件)
物件の管理状況や住民のルールについて確認できた
追加費用(更新料、駐車場料金など)について質問できた
家賃交渉をする機会が持てた
不動産会社の対応が良いかどうかも判断できた
特に多かったのは「部屋の広さ・間取り」「日当たり・風通し」「周辺環境」「物件の劣化・清潔感」「騒音の確認」 で、それが契約の決め手になっている方もいるでしょう。
これらのことから、内見する時には
・実際に家具や家電の配置をイメージする(メジャーでサイズ測定するのも有効な方法)
・窓を開けて風通し・騒音を確認する
・時間帯を変えて内見し、騒音や日当たりの違いをチェックする
・周辺環境(治安・交通・買い物施設)をしっかり確認する
・収納スペースの奥行きや高さも確認する
・コンセントの位置・数、ネット環境をチェックする
・共用部(エントランス、駐輪場、ゴミ捨て場)の管理状態を見ておく
・気になることはその場で不動産会社に質問する
などを行うとよいでしょう。
内見で失敗したことは?
一方、内見の時にもっと見ておけばよかった・こうしておけばよかったと思った点についてもおうかがいしました。
1. 騒音問題を見落とした(約180件)
昼は静かだったが、夜や朝は騒がしかった
夜中のトラック搬入音、工場の稼働音、近所のカラオケ・スナックの騒音
上階・隣人の生活音(子どもの足音、話し声)
近隣住人のマナーが悪く、夜騒ぐ人が多かった
休日に内見し、平日の騒音(工場・交通量など)を確認できなかった
2. 日当たり・風通しの確認不足(約130件)
内見時と実際住んだ後で、日当たりが違った
夏と冬で日当たりが変わるのを見落とした
ベランダに出て日当たりを確認しなかった
近くの建物の影で想像より暗かった
風通しが悪く、湿気がこもりやすかった
3. 隣人・住民環境を確認しなかった(約100件)
住人の生活スタイルやトラブルを見落とした
隣の住民が問題ある人だった(夜中の騒音・トラブルメーカー)
近隣の環境が悪かった
目の前のマンションがヤクザ関係者の住居だった
道路族(子どもが道路で遊び、車に傷をつけられる被害)
ベランダ喫煙者がいて、洗濯物に臭いがついた
ゴミ捨て場が荒れていて、住人のマナーが悪かった
4. 収納・家具のサイズを確認しなかった(約90件)
大型家電・家具が入らなかった
ドア・廊下の幅を確認しなかった
引越し時に家具が入らず、窓から搬入する羽目になった
収納の奥行きや高さを測らなかった
洋服や荷物が入りきらなかった
洗濯機・冷蔵庫のサイズが合わなかった
設置スペースがギリギリで、想定より圧迫感があった
カーテンサイズを測らず、オーダーメイドが必要になった
5. 防音性・壁の薄さをチェックしなかった(約80件)
隣の話し声が丸聞こえだった
住んでみてから、ラーメン構造(壁が薄い構造)だったことに気づいた
上の階の足音や、下の階からの音が響くことを想定していなかった
外の車の騒音が想像以上にうるさかった
6. 水回りのチェック不足(約75件)
水回りの問題に気づかなかった
水圧が弱く、シャワーが不便だった
給湯設備の故障に気づかず、入居後に修理が必要になった
浴室やシンク下のカビ臭・異臭に気づかなかった
トイレの排水の臭いがひどかった
洗濯機の蛇口・排水口の確認を怠り、水漏れのトラブルがあった
7. 物件の劣化・細かい傷の確認不足(約65件)
リフォームがずさんで、後から不具合に気づいた
「リフォーム済み」と言われたが、住んでみると雑な施工だった
入居前に傷や汚れの写真を撮らなかった
退去時に余計な修繕費を請求された
天井や壁のひび割れに気づかなかった
8. コンセント・ネット環境をチェックしなかった(約60件)
コンセントの位置・数が足りなかった
家具を配置したらコンセントが使いにくかった
キッチン周りのコンセントが少なく、延長コードが必須になった
スマホの電波が悪かった
入居後にネット回線が不安定なことに気づいた
9. 駐車場・自転車置き場の確認不足(約50件)
駐車場・駐輪場が不便だった
駐車場の幅が狭すぎて、車を停めにくかった
自転車置き場がなく、路上駐輪をするしかなかった
10. 内見時のスケジュール・準備不足(約120件)
物件をもっと多く見ればよかった
もっと比較検討すれば、より良い物件が見つかったかもしれない
内見時にチェックリストを作らなかった
大事な質問を忘れてしまった
一人で内見に行き、見落としが多かった
経験者に同行してもらえばよかった
特に多かったのは「騒音」「日当たり」「隣人・住民環境」「収納・家電のサイズ」「水回りの不具合」 でした。
内見で失敗しないための対策として、
・時間帯を変えて内見する(夜・平日・休日)
・日当たり・風通しはベランダに出て体感する
・収納・家電のサイズを測っておく
・壁の厚さ、騒音をチェックする
・水回り・コンセント・ネット環境を確認
・駐車場・駐輪場の使いやすさを事前に把握する
・チェックリストを作成し、見落としを防ぐ
といった点にも留意して事前準備をしておくのがいいでしょう。
内見なし契約のリスクとは?
内見をしなかった理由
内見をせずに入居物件を決めた方はどうでしょうか。まず、内見をしなかった理由をおうかがいしました。
内見をしなかった理由 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
内見に行く時間がなかった | 54 | 56.8% |
見に行く必要がないと感じた | 20 | 21.1% |
内見にお金をかけたくなかった(交通費など) | 11 | 11.6% |
家族に任せた | 4 | 4.2% |
その他 | 6 | 6.3% |
内見をしたかったができなかった方が半数にものぼりました。
進学・就職・転職を機に物件を探す方は、引越しが完了していなければいけない日が決まっているため、内見をせず急いで決定せざるを得ない方もいますよね。
いっぽうで、見に行く必要がないと考えた方も20%となっています。
物件を決定した方法
内見をしない場合、どのように物件を決定したのでしょうか。
物件を決定した方法 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
写真や動画の資料だけで決めた | 80 | 84.2% |
バーチャル内見(オンライン内見)をした | 7 | 7.4% |
その他 | 8 | 8.4% |
内見をせずに物件を決めた人の大半(84.2%)が、写真や動画の資料だけを頼りに判断していることがわかります。バーチャル内見などのオンラインツールを活用する人はまだ少数派(7.4%)であり、多くの人が従来の情報提供手段である写真や動画を基に決定しているといえます。
バーチャル内見(オンライン内見)を活用する人はまだ少数ですが、遠方からの引っ越しや忙しくて現地に行けない人にとっては有効な手段となるでしょう。
また、内見をせずに入居した物件について、想像と実際の物件とでのギャップがあったかもおうかがいしました。
6割の方がギャップを感じていました。当然ですが、実際の物件を見てから決定することでイメージとのギャップはなくなりますよね。
妥協できる箇所・どうしても妥協できない箇所は人それぞれですが、やはり内見をしてから決定したほうが納得したお部屋選びができそうです。
内見なしでの契約を検討している場合、できるだけ多くの情報を集め、後悔のない選択をするための工夫が必要です。
内覧をしなかったデメリットは?
内見をしなかった方に、契約前に確認しておければよかった…と感じたこともおうかがいしました。
ここであげられている点は、内見なしで契約するリスクであるとともに、内見実施の有無に関わらず、生活において不便やストレスを感じたり、トラブルとなる可能性がある要注意ポイントとして参考になりそうです。
1. 日当たり・眺望(約50件)
実際の日当たりの良さを確認できなかった
窓からの景色が思ったより悪かった
冬場の日当たりが悪く、部屋が暗かった
夏は日が当たりすぎて暑かった
周囲の建物による影を考慮していなかった
2. 周辺の音の聞こえ方(生活音・騒音など)(約45件)
近隣住人の生活音(子どもの足音・話し声など)が気になった
車や電車の騒音が想定以上だった
夜になると周囲の飲食店・工場などの音が響いていた
休日と平日で騒音レベルが違った
隣人の夜間の生活音が想像以上にうるさかった
3. 収納の数・位置・サイズ(約40件)
収納が思ったより少なく、荷物が収まらなかった
クローゼットの奥行きが狭すぎた
キッチンの収納スペースが想定より小さかった
靴箱が小さく、靴の収納に困った
収納の位置が悪く、使い勝手が悪かった
4. 共用部の環境(ゴミ置き場、宅配ボックス、駐輪場など)(約35件)
ゴミ置き場が汚く、管理が行き届いていなかった
駐輪場が狭く、自転車を停めるのに苦労した
宅配ボックスが思ったより少なく、使いづらかった
共用廊下が暗く、防犯面が不安だった
エントランスや共用部の清潔さが不十分だった
5. 水回り(臭い・清潔さなど)(約30件)
キッチンや浴室の水圧が弱かった
トイレや排水口から異臭がした
お風呂場のカビ・汚れがひどかった
給湯設備の性能が悪く、お湯の温度が安定しなかった
洗面台の収納スペースが足りなかった
6. コンセントの位置・数(約28件)
コンセントの数が少なく、家具配置が制限された
キッチンのコンセントが少なく、家電が使いづらかった
テレビやWi-Fiルーターの設置位置を考えていなかった
ベッドの近くにコンセントがなく、延長コードが必要になった
7. 設置されている家電(エアコン・照明など)(約25件)
エアコンの性能が悪かった
照明がついていない部屋があり、引越し後に慌てて購入した
エアコンの設置場所が悪く、効率が悪かった
キッチンの換気扇が古く、動作音が大きかった
洗濯機置き場の排水が詰まりやすかった
8. 手持ちの家具や家電のサイズ(設置できるか・搬入できるかなど)(約22件)
冷蔵庫や洗濯機が想定よりも大きく、スペースに収まらなかった
玄関や廊下が狭く、大型家具を搬入するのが大変だった
ベッドを置いたら通路が狭くなり、動きづらかった
ソファを搬入できず、結局買い替えた
窓のサイズを確認せず、カーテンを買い直すことになった
9. 携帯電話の電波状況(約18件)
室内の電波が悪く、Wi-Fiなしでは通話がしづらかった
窓際でないと電波が入らなかった
格安SIMの電波が弱く、ストレスを感じた
オンライン会議中に電波が不安定になり、困った
光回線の工事が必要だったが、入居後に知った
まとめ~後悔のないお部屋探しを
賃貸物件を選ぶ際、内見は多くの人が行う重要なプロセスであり、実際に約9割の人が内見を経て賃貸契約をしています。
今回のアンケート結果からも、内見のメリットとして 「実際の広さや間取りの確認」「日当たり・風通しのチェック」「騒音や生活環境の把握」 などが挙げられ、多くの方が 「写真や間取り図だけではわからない点を確かめることが重要」 だと感じていることがわかりました。
しかし、 「内見で見落として後悔した点」 も多く挙げられています。特に 「騒音」「日当たり」「収納スペース」「水回り」「住民環境」 などは、実際に住んでみてから気づくケースが多いため、事前にしっかり確認することが大切です。
もし時間がなく 内見ができない場合 でも、バーチャル内見(オンライン内見)や詳細な写真・動画を活用し、 「日当たり」「騒音」「水回り」「収納」 の4点を特に意識して確認すると、ギャップを減らすことができるでしょう。
賃貸物件選びは 住み心地や快適さを左右する大きな決断 です。
今回のアンケート結果を、後悔のないお部屋探しの参考にしていただければ幸いです。
執筆者

DOOR賃貸編集部
DOOR賃貸運営事務局