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一人暮らしを始めるにあたって、初期費用や生活費が大体どのぐらいかかるか、ご存じでしょうか?
この記事では、女性の一人暮らしに最低必要な費用について、まとめて解説します。
節約方法についても解説しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

目次・一覧

    女性の一人暮らしにかかる初期費用はいくら?



    ここでは、女性の一人暮らしにかかる初期費用を、「契約にかかる費用」「引越し費用」「家具家電の購入にかかる費用」の3つに分けて解説します。
    結論から言うと、初期費用は全部で家賃5~7カ月分かかるのが一般的です。以下で内訳を確認していきましょう。

    契約費用

    賃貸物件の契約時に、敷金や礼金といった契約費用がかかります。
    初期費用の中でも、一番大きな割合を占めるのがこの契約費用です。
    家賃6万円の物件を借りるとしたときの、契約費用の一般的な内訳は以下になります。

    • ・契約開始日を2022年4月16日とした場合
    項目 金額(例)
    日割り家賃(4月分)
    ※4月16日~30日の15日分
    30,000円
    賃料(5月分) 60,000円
    敷金(家賃1か月分) 60,000円
    礼金(家賃1か月分) 60,000円
    仲介手数料(家賃の1カ月分+消費税) 66,000円
    火災保険料(2年) 18,000円
    保証会社手数料(総賃料の50%) 30,000円
    鍵交換費用 15,000円
    合計 339,000円


    上記の例はあくまでも一例です。
    各費用は物件によっても差があるため、賃貸物件を借りる前に、不動産会社に相談して契約費用の見積もりを出してもらう事をおすすめします。


    引っ越し費用

    引っ越し先が決まり、新居に荷物を運ぶ際にかかる費用が引っ越し費用です
    初めての一人暮らしの場合、引越し業者を利用した場合の料金は3~8万円程度が目安となります。

    引越し費用は「時期・移動距離・荷物の量」によって大きく変動します。
    曜日や時間帯の違いで料金が大きく変わることも珍しくないので、引越し費用を抑えるためには、複数の引越し業者を比較するようにしましょう。

    また業者によっては、「単身パック」といった、一人暮らしの引っ越しにおトクなプランを用意していることもあるので、見積もりを取った際にチェックしてみると良いでしょう。


    家具家電の購入にかかる費用

    初めての一人暮らしの場合、家具や家電、生活必需品を揃える必要があります。
    しかし、ベットやソファといった家具から、洗濯機や冷蔵庫などの大型家電まで、いきなり新品で揃えようとすると、かなりの金額が掛かってしまいます。
    そのため一気に全て揃えようとはせず、必要なものから順に、徐々に揃えていくことをオススメします。
    またフリマアプリで中古品を探したり、家具のレンタルサービスなどを利用することも検討してみましょう。

    一人暮らしにかかる初期費用については、以下の記事でも詳しく解説しておりますので、是非チェックしてみて下さい。

    sample

    初めての一人暮らしに必要な初期費用は平均50万円? 内訳とポイント、節約方法を解説!【DOOR賃貸】

    一人暮らしには契約費用や引越し費用、家具・家電の購入費など、何かとお金がかかります。これから一人暮らしを始めようと考えている方のために、引越しにかかる初期費用の種類や、初期費用を賢く抑えるポイント、節約方法などを解説します。

    女性の一人暮らしは、防犯対策もしっかりと



    女性の一人暮らしでは、防犯対策や治安の良い立地選びもしっかりと行いましょう。ここでは防犯の観点から、あると理想的な設備・条件や周辺環境についての注意したいポイントを解説します。

    物件の設備・条件編


    オートロック
    エントランスのドアが自動で施錠されるシステムで不審者の侵入を防ぎます。入居者や訪問者は暗証番号や専用の鍵などで開錠する必要があるため、セキュリティレベルが高く保たれています。

    モニター付きインターホン
    訪問者の顔を確認できるモニター付きインターホンがあれば、不審な訪問者やセールスマンを事前に確認し、無用な対応を避けることができます。

    防犯カメラ
    共有部分に防犯カメラが設置されている物件は、犯罪抑止効果が期待できます。また、万が一の事態が発生した際には証拠としても役立ちます。

    2階以上
    部屋が2階以上に位置していれば直接侵入が困難になり、不審者による窓やバルコニーからの侵入リスクを減少させることができます。
    街灯や近隣の建物からの光が直接入りにくく、プライバシーが守られやすくなることも利点の一つです。

    女性専用の賃貸物件
    入居者を女性に限定した女性専用アパートやマンションは、安全を重視した設計や管理が行われていることが多く、安心して暮らすことができます。共用部分のセキュリティも先に記載したオートロックや防犯カメラなどが充実している場合が多いです。

    自分で実施できる防犯対策
    物件選びの段階で、2階以上、オートロック、モニター付きインターホンなどの物件を選んでおくのが理想ですが、家賃相場は高くなってしまう場合がほとんどです。
    セキュリティの高いお部屋に住むことが難しい場合は、自分でできることを実践してみましょう。
    比較的安価に実施できる防犯対策としては窓ガラスに防犯フィルムを貼ったり、遮光カーテンを選んだり、センサーライトを設置したりするのがおすすめです。
    また窓に補助錠を取り付けるのも良いでしょう。補助錠は100円ショップで買えるものもあるので、ぜひ試してみて下さい。

    物件の立地・周辺環境編


    駅からの距離や街灯の数
    駅からの距離が近いと、夜遅くなっても人通りが多く安心して帰宅できます。
    また、駅からの家路に人通りの多いルートがあったり、街灯の数が多く明るい道を通ることができると犯罪への遭遇を避けやすくなります。

    警察署や交番が近くにある
    警察署や交番が近い場所は犯罪発生率が低い傾向にあり、また何かあった際にすぐに対応を求めることができます。安全性の高いエリアと言えるでしょう。

    コンビニやドラッグストアが近くにある
    コンビニやドラッグストアが近いと、夜間でも人の出入りがあり周囲が明るく保たれます。また、緊急時の必需品をすぐに調達できる点も安心材料の一つです。

    住宅地よりも商業地域に近い
    商業地域に近い立地は夜間でも人通りがあり活気があるため、犯罪に遭遇するリスクが低減します。
    ただし、あまりにも騒がしいエリアや歓楽街などは避け、生活の利便性と防犯性をバランス良く考慮することが大切です。

    実際に賃貸に住んだことのある方からのアドバイス

    防犯対策や治安の良さを事前に把握できるポイントとして、実際に賃貸物件を探した経験のある方の口コミをピックアップしました。是非参考にしてみて下さいね。

    • 昼間だけでなく、夜も駅から借りる予定の家へ歩いてみる(30代・女性)
    • 知らない土地への引越しでしたが少し歩くと歓楽街で治安が悪く失敗しました。(30代・女性)
    • 物件の下見は日中のみではなく、夜間の街灯や近隣住民の感じも確かめられると良い。(30代・女性)
    • ごみを捨てる場所のチェックは絶対にしたほうが良いです。ごみの捨て方が綺麗だとルールやマナーを守れる住民が集まっているため、治安が良く住民トラブルも起こりにくいからです。(30代・女性)
    • 壁が薄いと生活音丸聞こえで隣人トラブルになります。できるだけ壁が厚く生活音が聞こえない物件にする!内装だけで決めないこと!!(20代・女性)

    初期費用を抑える方法

    初期費用を抑えたい方は、敷金礼金0円の物件や、フリーレントの物件を探してみるのがオススメです。
    「フリーレントの物件」というのは、一定期間家賃が無料になる物件のことで、大家さんが入居者を早く募るために設定しているサービスのようなもので、設定期間も数週間~数か月と、物件によって様々です。

    DOOR賃貸では、これらの条件に絞って物件を探すことが可能です。
    業界最大級の物件数の中から、理想の物件を是非探してみて下さい。

    女性の一人暮らしにかかる生活費の内訳は?



    ここでは総務省の調査結果から、女性の一人暮らしにかかる生活費の内訳について解説します。

    消費項目 単身世帯・女性の平均支出額
    食費 34,981円
    住居(家賃) 51,472円
    光熱費(電気・水道・ガス) 12,198円
    家具・家事用品 6,366円
    被服及び履物 5,783円
    保健医療 8,103円
    交通費・通信費 16,391円
    教養・娯楽費(趣味・旅行費等) 14,317円
    諸雑費(理美容院代等) 16,095円
    交際費 15,439円
    合計 181,145円


    この表から、女性の一人暮らしにかかる生活費は約18万円であることが読み取れます。
    男性の一人暮らしにかかる費用と比べると、被服代や理美容代が高くなっているのが特徴です。
    ただし、あくまでもこの数値は平均から算出したものです。
    上手に節約することが出来れば、十分に支出を抑えることが可能です。
    次の章では、支出を抑える方法について解説しますので、あわせてご確認ください。

    一人暮らしで支出を抑えて貯金する方法



    一人暮らしを始めると、何かと支出が大きくなってしまいますが、生活費に加えて少しでも貯金したいところですよね。
    ここでは、支出を抑えて貯金する方法について解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

    先取り貯金をする

    先取り貯金とは、給料からあらかじめ決めた額を貯金する方法です。
    残ったお金を貯金する方法では、意志が弱く、なかなか貯金できないという方におすすめの方法です。

    先取り貯金では、貯金専用の口座を開設するのがおすすめです。
    給料が振り込まれた後、すぐに一定額をその口座に移して、残りのお金でやりくりするようにしてみましょう。
    また銀行の積立式の定期預金を使えば、自動で一定額を貯金に回してくれるので、手動で行う必要がなくなり便利です。

    家計簿をつける

    節約するためにはまず、自分が月々どんな項目に、どれくらいのお金を使っているのかを把握することが重要です。
    家計簿を付けることで、自分が思わぬところで無駄遣いしていることを発見できるようになります。
    買い物をした時のレシートを控えておいて、項目ごとに費用を計算してみましょう。
    レシートを撮影するだけで自動入力されるアプリや、クレジットカードや銀行口座と連携できる家計簿アプリなどもあるので、自分に合うものを探してみて下さい。

    各費用の上限金額を設定する

    ある程度、毎月の出費の傾向が分かっていれば、各費用の上限金額を設定するのも一つの方法です。
    こうすることで、日々の1つ1つの出費に対して意識的に向き合うことが出来ます。

    しかし、いきなり高すぎる目標を設定してしまうと、逆にその予算に縛られてしまい、窮屈に感じてしまう可能性が高いので、最初はハードルを低く設定した上、それを達成した段階で、徐々に目標を高くしていきましょう。

    固定費を削減する

    節約する上で重要になるのが、固定費の削減です。
    月々では小さな出費でも、1年単位で見たときには大きな出費になるため注意しましょう。

    家賃
    固定費の中で最も大きな費用の1つとなるのが、家賃です。
    賃貸物件に契約して住みはじめた後だと減額することは難しいため、部屋を探す段階で自分に合った家賃を把握しておくのがポイントです。
    一般的には、家賃は支出の3分の1程度がちょうど良いと言われています。これから部屋探しを行うという方は、生活に無理のない家賃設定で物件を探してみて下さい。

    光熱費の見直し
    電気代・ガス代の契約を見直すことで、費用が安くなる場合があります。
    電気やガスの自由化に伴い、複数の供給業者を比較し自分の生活スタイルに合った最適なプランを選択できるようになっています。
    また、生活の中でも節水シャワーヘッドの使用、LED電球への交換、不要な電気の消灯、エアコンやヒーターの温度設定に注意するなど、光熱費を節約できるポイントがあります。

    通信費の見直し
    スマホやインターネットのプランを見直し、通話時間や通信量などの利用状況にマッチするコストパフォーマンスの良いものを探してみましょう。
    従量課金により各月の状況に応じて支払い金額が変化する柔軟なプランも多数あります。
    現在契約中のプランが分からない場合は、この機会に是非チェックしてみて下さい。格安SIMの検討も一つの方法です。

    サブスクリプションサービスの見直し
    加入中の動画・音楽配信のサブスクリプションサービスなどを、実際に利用しているか見直しましょう。
    気軽に継続できる価格帯であることや一定期間無料でお試しできることがサブスクの魅力ですが、それが仇となり解約を忘れて、いくつものサービスにお金を支払ったまま何年も放置してしまうことも。
    この機会に不要なサービスを整理してみてはいかがでしょうか。

    食費を節約する

    自炊を心がけ外食やテイクアウトを減らしたり、通勤・通学時にお弁当を持っていくことで食費は節約できます。
    食材はセール時にまとめ買いし、冷凍保存するなどして賢く利用しましょう。
    電子レンジや鍋一つでできる節約・時短レシピの情報を動画配信サービスなどで得ることができますし、食材宅配サービスの利用も計画的ならコストを抑えることができます。
    仕事や学業で忙しい中、毎日自炊をすることは難しい場合もありますから、無理のない範囲でこれらの方法をうまく組み合わせてみてくださいね。

    まとめ



    今回は女性の一人暮らしにかかる費用についてご紹介しました。
    お部屋探しをする前に、まずは自身の収入とライフスタイルから家賃の目安を把握しておくことをおすすめします。
    また、今回ご紹介した生活費の節約方法は、全てを一気に実践しようとすると大変です。
    出来るところからコツコツと、一つずつ取り入れてみるように心掛けてみて下さい。

    DOOR賃貸では、家賃や設備などの条件を絞って物件を検索することが可能です。
    お部屋探しの優先順位を決めて、ぜひ理想の物件を探してみて下さい!


    ・データ出典元:口コミはDOOR賃貸公式X(旧Twitter)アカウント(@DOOR_chintai_)にて実施の引越しに関するアンケートより抜粋しております。(実施期間 2024/2/7~2/18)
    ※口コミは回答者の個人的・主観的な表現が含まれている場合もございます。
    事実と異なる場合もございますので、あくまでもお部屋選びの際の参考材料としてご活用ください。

    執筆者

    執筆者

    DOOR賃貸編集部  

    DOOR賃貸運営事務局

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