一人暮らしを始めるにあたり、必要なものはたくさんあります。
特に初めての一人暮らしは、何から揃えたら良いのかわからないという方も多いかもしれません。
この記事では、一人暮らしを始める際に最低限必要なものから、あると便利なもの、男女別で必要なもの、100均で変える便利アイテムやおしゃれな空間を演出するアイテム、意外と必要のないもの、そして安く手に入れる方法まで、幅広くご紹介いたします。
実際の引越し経験者の口コミも掲載しておりますので、これから一人暮らしを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。
東京都で一人暮らしにおすすめの賃貸物件
目次・一覧
一人暮らしに最低限必要なもの
ここでは一人暮らしを始めるにあたり、最低限必要なものをご紹介いたします。
家具・家電
家具・家電は、一人暮らしを始める際に最も大きな出費の一つとなります。
以下は最低限必要なものの一例です。
ベッド・布団
良質な睡眠をとるために、快適な寝具は欠かせません。
ベッドはシングルサイズが一般的ですが、部屋の広さに合わせてセミダブルサイズやツインサイズを選ぶこともできます。
布団は、季節に応じたものを用意しましょう。
カーテン
意外と忘れがちなのがカーテン。窓のサイズは事前に調べておきましょう。
外の環境が気になる人は遮光や防音など、機能性を重視したものを選ぶのがおすすめです。
テーブル・イス
食事や仕事・勉強などに使うテーブルは、必要不可欠なアイテムです。
折りたたみ式のコンパクトなものを選ぶと、場所をとらずに済みます。
また、ローテーブルではない机の場合、セットで椅子が必要です。
冷蔵庫
食品を保存するために必要な冷蔵庫は、大型から小型までさまざまな種類があります。
単身者には、小型のものが最も適しています。
洗濯機
洗濯物を手洗いするのは大変です。洗濯機を使うことで、時間と手間を省くことができます。
部屋干しをする場合は、室内干しに適した機種を選びましょう。
また乾燥機能が付いたものを選ぶのも1つの手です。
部屋の広さや家賃などに応じて、必要な家具や家電の種類や大きさを考えることが大切です。
また、中古品を購入するなどして費用を抑えることもできます。
キッチン用品
鍋・フライパン・やかん
調理に必要不可欠な鍋とフライパン。レトルト食品を温めたり、パスタをゆでる場合にも便利です。サイズは、自分がよく作る料理に合わせて選びましょう。
またカップ麺などのお湯を沸かすために、やかんがあれば良いでしょう。
包丁・まな板
料理をする上で、切る作業も欠かせません。包丁は刃がしっかりしていて、使いやすいものを選びましょう。
食器・グラス・カトラリー
お皿やコップ、お箸、フォーク、スプーンなどは、食事をするための必需品です。数は、1人分の分量+αを用意すると便利です。
調味料
塩、こしょう、砂糖、醤油、みりん、オリーブオイルなど、基本的な調味料を揃えておくと良いでしょう。
食器用洗剤・スポンジ
使い終わった食器を洗うのに必要です。洗剤は直接肌に触れるものなので、100円均一の安い物ではなく、少し高くても肌にやさしい物を選ぶのがオススメです。
バス・トイレ
シャワーカーテン・バスマット
シャワーカーテンは、ユニットバスタイプの場合に水はねを防止のために必要です。
また足元が滑りやすい場合があるので、安全のためにバスマットを敷くとよいでしょう。
タオル
バスタオルやハンドタオル、フェイスタオルを用意しましょう。
清潔感を保つためには、こまめにタオルを取り替えられるとベストです。
歯ブラシ・歯磨き粉
歯の健康のため、毎日のケアが必要です。
シャンプー・リンス・ボディーソープ
日々の入浴に必要不可欠なアイテム。自分の髪質や肌質に合わせて選びましょう。
毎日使うものなので、適量をストックしておくと良いでしょう。
トイレットペーパー
一人暮らしには必須のアイテム。ストックを切らさないようにしましょう。
ハンドソープ
手を洗うために必要不可欠なアイテム。ボトルタイプのものを用意しましょう。
その他
ゴミ箱
生活する上で欠かせないアイテムです。捨てるゴミの量に合わせたサイズのものを用意しましょう。
衣類収納用品
衣類のしまい方によっては、部屋が圧迫感を与えたり、整理整頓ができなくなってしまいます。
ハンガーや衣装ケース、押入れ収納用品など、自分の衣類に合わせたアイテムを選びましょう。
物干し竿
ベランダに衣類を干す時に、物干し竿が必要です。引越し元の家に忘れがちなものでもあるので、引越し時には注意しましょう。
掃除用具
部屋を清潔に保つために必要なものです。掃除機、モップ、ぞうきん、雑巾などを用意しておきましょう。
消耗品
ティッシュペーパーやキッチンペーパー、洗剤や柔軟剤、箸やスプーンなど、日常生活で消耗するアイテムをストックしておくと便利です。
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一人暮らしであると便利なもの
一人暮らしを快適に過ごすために、最低限必要なものに加え、あると便利なものがあります。
このセクションでは、一人暮らし初心者におすすめの便利アイテムを紹介します。
家具・家電
オフィス家具
仕事や勉強をするために、大きいデスクやイスがあると快適に過ごせます。
また、テレワークでPC作業が多い人には、作業効率を上げるためにサブモニターがおすすめです。
掃除機
床やカーペットの掃除の際にあると便利な家電です。手軽に掃除ができるスティックタイプも人気です。
加湿器
乾燥した室内空気を改善して、健康や快適な生活をサポートしてくれます。
照明器具
おしゃれな照明器具を取り入れることで、居心地のよい空間を演出することができます。
エアコンやその他冷暖房器具
エアコンが付いていないタイプの物件では、夏や冬を快適に過ごすためにエアコンを設置できると良いでしょう。
エアコンの設置が難しい場合は、扇風機や電気ストーブなど、季節に合った家電を用意できると良いでしょう。
キッチン用品
調理器具(電子レンジ・たこ焼き器・ホットプレート・トースターなど)
電子レンジやオーブンレンジは、買ってきたお惣菜やレトルト食品を温める場合など、様々な場面で活用できるため非常に便利です。
他の調理器具に関しては、自分の好みに合わせて徐々に揃えていくのがベストです。
キッチンペーパー・アルミホイル・ラップ・ゴミ袋
調理や片付けの際にあると便利です。品質の良いものを選び、ストックしておくと便利です。
食品ストック
常備しておくと便利な缶詰、乾麺、スープ、調味料、お茶などを揃えましょう。ただし、保存期限には注意です。
炊飯器
家でご飯を炊く時にあると便利です。ただ、あまり使用する機会がないという場合は邪魔になってしまうので注意が必要です。
調理器具は自炊する頻度や好みによって必要な種類が異なりますが、1つ2つ揃えておくと便利です。
また、調味料も必要に応じて追加していくと良いでしょう。
バス・トイレ
トイレマット
トイレの床を汚れや水から守り、滑り止めにもなる便利なアイテムです。
トイレ・バスルームの掃除用具
トイレ掃除やお風呂掃除は定期的に行うことで、バスルームやトイレを清潔に保ち、快適な生活を送ることができます。ブラシやクリーナーなどを用意しておくと良いでしょう。
洗濯ネット
下着や靴下など小さなものを洗うときに便利です。
また洗濯機などの衣類の摩擦によるダメージも防いでくれるので、出来るだけ傷つけずに洗いたい大切な衣類があるという方は、準備しておくと安心です。
除湿剤
湿気の多い季節はカビや雑菌の発生を防ぐために、除湿剤を置いておくとよいでしょう。
その他
コードレス掃除機
手軽に掃除ができ、場所をとらないコードレスタイプがおすすめです。
除湿機・空気清浄機
除湿器は湿気を取り除き、カビや臭いの発生を防ぎます。
空気清浄機は、アレルギーの原因となる花粉やハウスダストを除去します。
ハンガーラック
クローゼットがない場合、ハンガーラックがあると良いでしょう。衣類をハンガーにかけて収納することで、服を畳む時間の短縮やしわ防止に繋がります。
ハンガーラックは折り畳み式のものや、キャスター付きのものがおすすめです。
シーツやタオルなどの予備
急な来客や、洗濯物が乾かなかったときに困らないように予備を準備しておきましょう。
スーツやネクタイなどのビジネス用品
就活中の大学生や社会人の方など、ビジネスシーンに場合は準備しておくのが良いでしょう。
ゲーム機やスポーツ観戦用品などの娯楽関連用品
ストレス解消やリラックスにおすすめです。
注意点として、特にビジネスシーンでは清潔感やファッションセンスにも気を遣う必要があるため、適切なアイテムを用意することが望ましいでしょう。身だしなみを整えるための姿見などもあると良いかもしれません。
また、筋トレ用品や娯楽関連用品はあくまでも趣味や健康のためのものであり、無理をして負担をかけたり、生活の優先順位を誤ることのないように注意しましょう。
東京都で一人暮らしにおすすめの賃貸物件
男女別で特有の必要なもの・あれば良いもの
男女別に必要なものがあります。男性に特有のアイテムや、女性には特に必要なアイテムもあります。自分が必要とするものを事前にリストアップの上、確認しておくことがポイントです。
男性に必要なもの・あれば良いもの
靴下や下着などの衣類
夏などの季節に汗をかきやすい方は、こまめな交換ができるように複数枚常備しておくと良いでしょう。
カミソリ・シェーバーやシェービングクリームなどの剃刀関連用品
髭剃りやムダ毛の処理に必要です。
プロテインやトレーニングウェアなどの筋トレ用品
健康的な体づくりのためにあると良いでしょう。
女性に必要なもの・あれば良いもの
メイクアップ用品
ファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、マスカラ、リップなど、自分が使うメイクアップアイテムを揃えましょう。
スキンケア用品
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液、日焼け止めなど、肌質や年齢に合わせたスキンケア用品を用意しましょう。
ヘアアイテム
ブラシやコーム、ドライヤー、ストレートアイロン、カーラーなど、ヘアスタイルを整えるためのアイテムを揃えましょう。
引越し当日に準備しておくと便利なもの3選
ゴミ袋
引越し当日は、家に残った不要なものや、使用済みの食器やビニール袋などが出てくることが多いです。その際には、ゴミ袋を用意しておくことをおすすめします。
掃除用具
引越し当日は、新しい家を掃除したり、家具や家電製品を設置する前に、場所を掃除する必要があります。そのため、掃除用具を用意しておくことが重要です。
飲み物や食料
引越し作業は疲れることが多いため、水分補給や軽食を用意しておくことをおすすめします。引越し先での準備に時間がかかって、ダンボールから食料品などをすぐに取り出せない場合も考えられるので、事前に準備しておくと安心です。
以上が、引越し当日に準備しておくと便利なもの3選です。引越し前にしっかりと準備しておくことが、スムーズな引越しの鍵となります。
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100均で買える!意外と知られていない、一人暮らしであったら便利なもの3選
洗剤容器
洗濯や掃除の際に必要な洗剤を入れる容器は、100円均一でも購入することができます。
容器に入れることで使いやすくなり、余分な量を使ってしまうことも防げます。
フック
壁に取り付けられるフックは、収納場所に困る小物や布団干しに便利です。
100円均一には、様々な種類が揃っているため、自分に合ったフックを見つけることができます。
キッチンペーパーホルダー
調理中や食事の際に便利なキッチンペーパーを、100円均一で購入できるホルダーに入れておくと、場所をとらずに使いやすくなります。
また、ホルダーは壁に取り付けることもできるため、スペースを取らずに収納することができます。
おしゃれな空間を演出するアイテム3選
観葉植物
インテリアとして、植物はおしゃれなインテリアの必須アイテムです。
グリーンがあるだけで、空間に自然な雰囲気を演出し、癒しの効果もあります。
また、簡単に手入れできる観葉植物やサボテンなどは、初めての一人暮らしでも取り入れやすいでしょう。
インテリアライト
照明はインテリアにおいて大きな役割を果たします。
おしゃれな照明器具を取り入れることで、空間にアクセントを与えることができます。
また、間接照明を使うことで、柔らかく優しい雰囲気を演出することができます。
雑貨屋さんや100円ショップなどで手軽に購入できるので、試してみると良いでしょう。
クッションやカバー
ソファーやチェアにクッションを置くことで、おしゃれな雰囲気を演出することができます。
また、カバーを取り替えることで、お部屋の雰囲気を変えることもできます。
100円ショップでも、様々な柄や色のカバーを取り揃えているので、自分好みのものを選んでみましょう。
買う前にもう一度検討を!一人暮らしに意外と必要のないもの3選
一人暮らしに必要なものを揃える際に、ついつい買ってしまいがちなものもあります。
以下に、一人暮らしに意外と必要のないものの例を3つ挙げます。
大型テレビやスピーカー
一人暮らしの場合、大型テレビや迫力のあるスピーカーはあまり必要ありません。
必要以上のスペースを取り、光熱費もかさむ可能性が高いです。
代わりに、コンパクトなテレビやBluetoothスピーカーを選ぶと良いでしょう。
複数の調理器具
キッチン周りには、必要な調理器具や食器類を揃えるのは大切ですが、複数の同じ種類の器具を揃える必要はありません。
例えば、フライパンは2つあれば十分です。必要以上に買うと収納スペースが狭くなり、余計な出費にもなります。
インテリア小物
おしゃれなインテリア小物は気分を上げてくれますが、必要ないものもあります。
例えば、装飾用のクッションや小さな置物は、場所を取るだけで役に立たないことが多いです。
買う前に、もう一度必要か必要でないかを考えると良いでしょう。
不要なものを買わないための心構え
不要なものを買わないためには、どのようなことに注意が必要なのでしょうか。引越し経験者の方からのアドバイスをピックアップしました。
- 一度に全部家具や家電を揃えるよりも最低限の物だけにして後から足していく方が失敗は少ないと思います(30代・女性)
- 大きな家具を買わないこと!(30代・女性)
- 必要以上に収納やものを増やさない(20代・女性)
- 細かいサイズで収納や家具が変わったりするので、あらかじめ間取りとサイズは細かくみた方がいい(30代・男性)
- 電化製品や家具などの処分代が予想していたよりも出費が多くて、次は気をつけようと思う機会になりました。(30代・男性)
間取りや収納の位置、数などをあらかじめよく把握して、生活導線のイメージを持つことが大切です。
一人暮らしはワンルーム、1Kなどの間取りがメインのため、家具や家電を搬入するとそれだけで部屋がいっぱいになってしまうことも多いでしょう。
長期間住むかどうか分からない場合は、退去時のことも考え最初からむやみにものを増やさないのがベストかもしれません。
部屋探しの流れや内見時のチェックポイントを詳しく知りたい方はこちら↓
失敗しない部屋探しのコツとは?内見で見るべきポイント5つ!【DOOR賃貸】
初めての賃貸探しでも安心!家賃、エリアを決定するステップや内見時のチェックポイントを5つの軸で解説。実体験をもとに失敗しない部屋探しのコツを学びましょう。
必要なものを費用を抑えて買うには?
最後に、必需品を安く買うためのアイデアをご紹介します。
一人暮らしに必要なものは多くあり、初期費用がかさんでしまいがちですが、家具などを安く手に入れる方法があるので、是非参考にしてみて下さい。
リサイクルショップやフリマアプリを利用する
リサイクルショップやフリマアプリでは、家具や家電製品、キッチン用品などを安く手に入れることができます。
中には、新品同様のものもありますので、まずは利用してみることをおすすめします。
セールやキャンペーンを利用する
家電量販店やホームセンターでは、定期的にセールやキャンペーンを開催しています。
特に、新生活シーズンには一人暮らしに必要な商品が割引されることが多いので、チェックしておくことが大切です。
無印良品やニトリなどでは、一人暮らしに必要な家具一式が新生活応援セットとしてまとめて安く変える可能性もあるので、こういったセットを活用するのも1つの手です。
ネットショップを利用する
インターネット上には、家具や家電、生活用品、日用品などを扱うネットショップが多くあります。
通販サイトでは、割引価格やキャンペーンを実施していることもあるので、値段を比較して利用することをおすすめします。
初期費用を抑える方法については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、是非ご覧下さい。
初めての一人暮らしに必要な初期費用は平均50万円? 内訳とポイント、節約方法を解説!【DOOR賃貸】
一人暮らしには契約費用や引越し費用、家具・家電の購入費など、何かとお金がかかります。これから一人暮らしを始めようと考えている方のために、引越しにかかる初期費用の種類や、初期費用を賢く抑えるポイント、節約方法などを解説します。
まとめ
一人暮らしを始めるときには、生活必需品を揃えることが重要です。
しかし必要のないものを買ってしまうことも多いので、まずは必需品をしっかり揃え、余裕があればおしゃれなアイテムや便利グッズを揃えていきましょう。
また100円ショップで揃う便利なものも多いので、活用してみると良いでしょう。
記事を参考に、必要なもののチェックリストを作成するのもオススメです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!
・データ出典元:口コミはDOOR賃貸公式X(旧Twitter)アカウント(@DOOR_chintai_)にて実施の引越しに関するアンケートより抜粋しております。(実施期間 2024/2/7~2/18)
※口コミは回答者の個人的・主観的な表現が含まれている場合もございます。
事実と異なる場合もございますので、あくまでもお部屋選びの際の参考材料としてご活用ください。
執筆者
DOOR賃貸編集部
DOOR賃貸運営事務局