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不動産屋さんが教える川崎市の賃貸情報
川崎市の暮らし
川崎市ってどんなところ?
京浜工業地帯の中核の一つとして発展してきた川崎市は、川崎区・幸区・中原区・高津区・多摩区・宮前区・麻生区の7つの行政区から構成されています。神奈川県内で2番目に物件数が多く、県内の2割程度が集まっています。多摩川を境に東京都と接しており、都心に近い中原区や川崎区は家賃相場が比較的高めになっています。反対に、都心から離れた多摩区や麻生区は家賃相場が安めになる傾向があります。
川崎市に行くには?
飛行機の場合は、最寄りの羽田空港から電車に乗り換えることになり、羽田空港駅から川崎駅までは約30分程度です。鉄道は、東海道線・京浜東北線・南武線・鶴見線・武蔵野線・京王線・小田急線・京浜急行線などが乗り入れており、東京と横浜・相模原を繋ぐ路線の多くが川崎駅を経由します。
川崎市は車社会?
川崎市は乗り入れ路線がかなり豊富なため、東京や横浜などへは電車で通勤する人がほとんど。通勤時間の目安は、長い人でも1時間くらいです。駐車場付きの物件は駅からある程度離れないと出てきません。駅近くで車を持つ場合は別途駐車場を契約する必要がありますが、料金はかなり高めです。
川崎市のおすすめエリア
一人暮らし・二人暮らしの方向け
多摩区
多摩区は多摩川を境に東京都と接しており、都内へのアクセスが便利なエリア。川崎市は東京都に比べると家賃相場が下がるため、都内に通勤し、家賃相場を抑えたい人におすすめです。多摩区で物件を借りる人は、単身の人が多い傾向にあります。中心駅は小田急線と南武線が交差する登戸駅で、その他にも向ケ丘遊園駅や読売ランド前駅などがあります。
高津区
多摩区の隣で、多摩区と同じく東京都と接する高津区。都内への通勤者が多く、通勤時間は30分〜40分程度を見込む人が多いです。家賃相場が低いためか、単身の人に好まれるエリアです。中心となるのは溝の口駅で、主に南武線・田園都市線・大井町線などが乗り入れています。買い物には、渋谷やたまプラーザ駅を利用する人が多いようです。
中原区
東京都に接する川崎市の中でも、より都心に近いのが中原区。家賃相場は市内のトップクラスで、人口数・世帯数ともに川崎市最大の区です。区の中では武蔵小杉駅が最大の駅で、東横線・目黒線・南武線などが乗り入れています。他にも等々力陸上競技場がある新丸子駅や元住吉駅などがありますが、各駅周辺にはそれぞれ商店街が発達しています。
宮前区
多摩区・高津区に接する宮前区。市内の家賃相場を比較した場合、多摩区・麻生区についで安めのエリアです。東急の田園都市線とJRの武蔵野線が乗り入れています。田園都市線では急行列車が停車する鷺沼駅が区の中心的な駅となっており、他には宮前平駅と宮崎台駅があります。都内に向けて1時間くらいで通勤する人が多いようです。